「運を開き、災いを除く」の意より、開運招福や運気の回生、また厄除けや家内安全、身体健全、交通安全などに御神威深き神社です。また徳川三代、家光公(幼名竹千代)の乳母春日局が、竹千代の病弱と世継問題に心を痛め、当社に竹千代の健康と大成を祈願したところ、めでたく叶った故事により「子育大願」の神社として、子どもに関する祈願(初宮、七五三、学業成就、安産、子授けなど)にも御神徳あらたかです。
その他、願意により様々な御祈願を承っております。
誕生して初めて神様に詣でる初宮まいり。一般的に男子は31日目、女子は32日目と言われており、王子神社では御事情があって遅れた方も御祈願を承っておりますので、お子様が落ち着いてから、ごゆっくりとご来社下さい。授与品にはご家族皆様の幸せがお子様の幸せであると考え、神棚に祀る神札(天照皇大神宮と王子神社神璽)をお付けして、御家族揃っての幸福を祈願致しております。またお食い初め等にお使い頂ける祝椀をお祝いとして差し上げておりますので、どうぞご利用下さい(歯固めの石は社務所に用意がございます)。
お子様の健やかな成長を祈って行われる七五三。昔、男女とも三歳で髪を伸ばし始める髪置(かみおき)という儀式があり、男児は五歳で袴を着け始める袴着(はかまぎ)が、女児は七歳で帯を着け始める帯解(おびとき)という儀式を行い、それぞれ神様に感謝して祈願を致しました(ですので女児は七歳と三歳、男児は五歳となっていますが、男児も三歳の七五三を行うのが正式です)。当社の七五三祈願では年齢ごとの授与品をご用意してお待ち申し上げております。またご参列頂いたご兄弟にもおみやげを差し上げております。年間通して祈願が出来るよう準備致しておりますので七五三の時期(11月)以外でも、どうぞ御参詣下さい。
多産でお産が軽いと言われている犬にあやかり、戌の日の祈願が良いとされている安産祈願。当社では戌の日はもちろん、戌の日以外でも安産祈願を承ります。授与品の腹帯は実際にお使い頂けるよう、マジックテープ式の腹帯を差し上げております。また夫(又は御家族)がお持ち頂ける「安産みまもり守」をお付けしております。皆様で妊婦と胎児を暖かくお見守り頂き、健やかな出産をお迎え下さい。
当社には日本の国生みをされた伊邪那岐命と伊邪那美命の二柱の神に、その御子神であらせられる天照大御神をも祀っております(天照大御神が第三神なのはこの理由によります)。日本の国を生み造られた大神様の広大無辺な御神徳にあやかり、子授け祈願を承ります。子授けには子の日が良いとされています。なお子の日以外でも祈願を承りますので、どうぞご来社下さい。
御祈願を受けた神札は神棚(宮形)に入れてお祀り致しましょう。当社では神棚のない方に宮形を差し上げております(初宮・安産・子授け含む)。厄除け等で宮形をお受け頂き、祈願が終わった(例:厄が抜けた)方でも、宮形はそのままお使い頂けますので、通常の神札をお祀りして末永く大神様のご加護をお受け下さい。ご家族皆様の健康と幸福をお守り頂けます。