東京都北区王子本町1-1-12☎ 03-3907-7808Googleマップ
歳時記
1月1日
歳旦祭・初詣
 元旦の午前零時に神前にて歳旦祭が行われます。新年を告げる太鼓の音とともに初詣が始まり、境内は多くの参拝者と、厄除けや家内安全などの新年の御祈祷をする方々で賑わいます。
 また数年に一度、江戸消防記念会第十区三番組による梯子の禊祓が行われ、梯子乗りが披露されます。
2月11日
建国祭
 神武天皇が橿原の宮に即位された日(『日本書紀』)を太陽暦に換算し建国の日と定めました。明治六年に「紀元節」として祝日となりましたが、戦後は一旦廃止されました。その後多くの国民の声により、昭和四十一年にあらためて国民の祝日に加えられました。この日は大日本帝国憲法が発布された日(明治二十二年)でもあります。王子神社では総代参列のもと、日本の建国を祝い、神殿にて建国祭が執り行われます。
王子神社春の御守り~幸せを呼ぶ~桜花守り

 徳川時代、紀州徳川家の出身の八代吉宗公はこの地に紀州ゆかりの当社があることを大いに喜び、元文二年(一七三七)に飛鳥山を寄進、桜を多く植えて江戸庶民遊楽の地としました。これが今に残る花の飛鳥山(現飛鳥山公園)の基となったもので、現在も桜の季節には多くの花見客で賑わいます。この故事にちなみ、立春から立夏までの期間で「~幸せを呼ぶ~桜花守り」を頒布いたしております。

6月30日
夏越の大祓
水無月の 夏越の祓 する人は 千歳の命 延ぶといふなり
 人は知らずに罪を犯し穢にふれてしまう事があります。このような罪穢を祓い清め、災厄を避ける神事が大祓で、6月(夏越の大祓)と、12月(年越の大祓)の年2回行われます。形代に自分の罪穢を託し、わが身の代わりとしてお納め下さい。古式にのっとり厳粛に大祓式を執り行い、皆様の罪穢をお祓い致します。
8月上旬
例大祭「槍祭」
 王子神社の例大祭は「槍祭」と呼ばれ、本祭と陰祭があります。8月上旬に3日間にわたって行われます。
王子神社秋の御守り~しあわせ健康~紅葉銀杏守り

 戦前は「太田道灌雨宿りの椎」と伝えられる巨木を始め、境内には多くの樹木が茂り、勝海舟の修行話も伝えられております。残念なことに戦災でほとんどを焼失致しましたが、一本だけ奇跡的にイチョウの木が生き残り、東京都指定天然記念物に指定されております。樹齢六百年とも伝えられるこの大イチョウの奇跡にあやかり、秋の紅葉と合わせて「しあわせ健康~紅葉銀杏守り」を頒布いたしております。

11月
七五三
 三歳の男女、五歳の男子、七歳の女子が神社にお参りをし、健やかな成長を願って七五三の御祈願が行われます。
12月6日
熊手市
 東京最後の酉の市。境内に熊手屋や露店が立ち並び、神社からも「おかめ」の付いた熊手御守が頒布されます。地元に愛されている小粒ながら味わいのある市です。
12月28日より
新年の御札出し
 年の終わりに神棚の掃除をして新しい御札に取り換えましょう。そしてすがすがしい気持ちで新年をお迎え下さい。
12月31日
年越の大祓
 夏越の大祓と対をなす年越の大祓。
 知らず知らず我が身についた諸々の罪穢を、自分の身代わりの形代に移し神前にお納め下さい。神社にて大祓式をし、新年の前半年の無病息災をお祈り致します。新たな清らかな心身となって前半年の日々を元気でお過ごし下さい。
毎月1日
月次祭
 毎月の一日に月次祭(つきなみさい)という御祭儀を斎行致します。総代代表参列のもと、その月の氏子崇敬者の安泰と隆昌をお祈りするお祭りです。「月なみ」は「ありきたりで平凡」の意で用いられる事が多いですが、本来は「毎月の・毎月恒例の」という意で、平穏で穏やかな日常を祈願するとても大切な御祭儀です。神社では日々、世界の平和と国の隆昌、氏子の皆様とお詣りされる方々の安寧と幸福をお祈り致しております。